こんにちは!福岡事務所の河田です。
イージーゴー社内報「EGGOニッキ」2回目の投稿です!
東京、福岡、別府で展開しているイージーゴーの事務所。
その中でも一番新しいのが、大分県別府市にある別府事務所です。
別府といえば、もちろん温泉です!なんと別府温泉郷の総湧出量・源泉総数は日本一なのです。
▲道端のあちこちから温泉の湯気が立ちのぼる別府の街並み
最近では、2022年3月末にイージーゴー主催「別府ライターワーケーション」を開催しました。コロナ禍で最小限の告知での開催だったにもかかわらず、全国からたくさんのライターやフリーランスの方にお集まりいただけました。
▲ワーケーション参加者の皆さま。それぞれ自分で作った味噌を持って記念撮影!
別府鉄輪の地獄蒸し大豆を使った味噌作りワークショップや温泉湯治講座、ライティング講座やプレスリリース講座、頭と心を整理するワークショップなど、別府ならではのワークショップからフリーランスに役立つ講座まで、さまざまな講座を楽しんでいただくことができました。
ではこれから、別府事務所がなぜできたのかをご紹介していきたいと思います!
なぜ大分の別府に事務所を?その前に、長野のおはなし。
2019年の長野取材でのこと。
訪れたのは、HR総研が主催の第8回日本HRチャレンジ大賞で人材マネジメント部門優秀賞した「株式会社はたらクリエイト」でした。
長野県上田市、上田駅から徒歩約8分。控えめに言ってとても田舎・・・閑散とした商店街の中にある事務所は、大型スーパーの跡地をお洒落に改装してつくられていました。そこで働いていたのは60人くらいで、ほとんどが女性。基本的な業務はWEBライティングとのことでした。
ここのユニークな点は、2階に保育園があること。1階で働く親の子どもを2階の保育施設で預かり、朝~14時までの勤務も可能、リモートワークも可能など、子どものいる方でも働きやすい仕組み作りがされていました。
さらに、ライターやデスクワークのスキルアップもできます。
性別や場所、時間の縛りなく働けるライターという職業の新たな可能性を見出すことができました。
実際に働いている人たちにも話を聞いてみました。
「そもそも綺麗な格好をして働ける職場が上田にはほとんどないんです!」
それまでは子どもが生まれたり、地元に帰ってきたりして働きたい!と思っても、子どものいる女性が働ける職場は飲食店か工場がほとんどだったそう。確かにスカートやワンピースで仕事をするのは難しいですよね。
子どもがいても、お洒落してパソコンを使ってのデスクワークの仕事がしたい!そんな女性たちに好評なのだとか。
こういう自由度の高い働き方を希望する人は全国にもっといるはずです。
現に、ここには働きやすい仕組みに惹かれて人が集まって来た方がたくさんいる。子どもがいても、デスクワークが初めてでも、活躍できている状況を目の当たりにして、
これと同じことができるんじゃないかと思った江郷。
今、イージーゴーは、『保育百華』や『care PERSON』という保育士や介護職を希望する人向けの媒体を運営しているため、保育や介護の情報が集まりやすい環境です。その環境を上手に使えば、「はたらクリエイト」と同じような働きやすい環境を、地方に用意できるのではないかと考えたのです。
いざ、別府事務所のおはなし。
実は、イージーゴー別府事務所は元々上記の3つの社会問題の解決を目指して、試験的に用意されたものです。
田舎の廃校に介護施設、保育施設、編集プロダクションを同居させるクリエイティブベースの構築という着想が生まれました。
そこで、2021年3月に廃校となった大分県別府市の浜脇中学校に着目し、別府での拠点を作ったのです。
長くなりましたが、これがイージーゴーが別府に足がかりを作った経緯です。
余談ですが、2021年6月に行った別府市での求人では、1週間で100人以上の応募がありました。そのほとんどが女性です。
やはり、ニーズはあるのだと実感。
今は、思い描いているクリエイティブベースの実現に向けて、積極的な事業展開を行っています。