こんにちは!別府事務所の松本です。
今回のEGGOニッキは、全国のライターに向けて出版している雑誌『ライターマガジン』発行に至るまでの経緯や今後の展開などをご紹介します。
着想はここから
代表の江郷は、ライターマガジン発行に関しては今から5年ほど前から考えていたそうです。2016年に世間を騒がせたWELQ騒動を皆さんは覚えていますか? かなり大規模な社会問題になりました。コンテンツメディアの普及に伴いWEBライターという職業が増え、中には書いた文章に責任を持たない小銭稼ぎのアルバイト感覚の方も少なからず出てきたようです。
ライターを募集するWEBメディア側も運営団体の情報を公開していないようなアフィリエイト目的のメディアが増え、ライターさんもどの情報を頼りにすればいいか分からない世の中になっていました。
そこで、職業ライターとしてやっていきたい人に向けた媒体を作りたいと考えました。それも「ライター募集しているサイトまとめ」ではなく、紙媒体の出版社が取材を元にした正しくてリアルな情報を掲載すればライターさんの仕事の受注へのきっかけになるのでは? と思い立ったということらしいです。
コロナでイージーゴーも大ピンチ!ついに発行を決断
2020年春、JOB MAGAZINEシリーズで保育媒体と介護媒体を展開していたイージーゴーでは、看護師向けの媒体『mediPARSON』の発行に向けて準備をしていました。
ところが、そのタイミングで、新型コロナ感染症の感染拡大が始まりました。病院での対面取材がすべて中止になり、そもそも家から一歩も出られないという大変な事態に。このときに「取材しないで媒体は作れないのか」という考えに至り、「WEBメディアの編集者ならオンライン取材でも受けてくれるに違いない!」というとことん身勝手な江郷のヤマカンにより『ライターマガジン』を発行する決断をしたといいます。
発行後の影響力について
実際に編集を進めると、大手WEBメディアの編集部は快く取材を引き受けてくれるところがほとんどでした。読者側からの反響も想像以上に大きく、実際に読者のライターさんがWEBメディアに直接連絡をし、仕事につながったというケースも耳にしました。WEBメディアとライターさんのニーズがマッチしており、お互いを繋げる架け橋になったことは『ライターマガジン』を始めて良かったことだと考えています。
今後の課題
Googleのアルゴリズム更新や、2023年のインボイス制度導入、ライトな創作ストーリーのニーズ拡大など、ライターを取り巻く状況がどんどん変化しています。『ライターマガジン』は、時代の変化に対応していくためのライターたちのよりどころとして、業界の新しくて正しい情報を伝えていきたいと考えています。
ライターたちが集うコミュニティ運営、自治体とコラボしたワーケーション企画のほか、媒体が発祥のプロジェクトも続々と企画していきますので、今後とも『ライターマガジン』をよろしくお願いいたします!